なかなか曲のコード進行が覚えられない方に向けて、コード進行の効率的な覚え方と理解をお伝えします!
この記事を読めば、
1週間かけても覚えられなかったコード進行が1日で覚えられるようになります。
そしてこの記事の内容は
スタジオで弾いたことのない曲のコード譜を渡された時も焦らず弾けるようになったり
家でもスタジオでもライブでフレーズが飛んだ時のごまかしにも使えます!
その解決法とは
「ディグリーを理解すること」です。
これができれば今の約12倍の効率アップにつながります!
つまり1曲覚える労力で12曲覚えられるということです!
ディグリーって?
1曲覚える時間で12曲ってどういうこと??
はい、やっていきましょう!
この記事で、有益な音楽理論の1レッスン分の知識が無料で体験できるので
ぜひこの機会にディグリーの知識を習得しましょう!
目次
前置きの通り、重要な点はコード進行をディグリーで理解することです。
ではディグリーとはなんでしょうか?下記の定義を確認しましょう。
ディグリーとは
ディグリーとは、調やキーに基づいた音階上の各音に割り当てられた番号のことを指します。
一般的には、主音を1として、2、3、4、5、6、7の順に数えます。これらの数字は
和声進行やコード進行などの理論的な考え方において非常に重要な役割を果たし
音楽理論の基礎となります。
例えば、Cメジャーキーにおいて1番目の音はC、4番目の音はF、5番目の音はGに対応します。
このように、ディグリーを理解することで、和声進行やコード進行などの音楽理論を理解することができます。
このディグリーで理解出来れば、初見の曲でも焦らず弾くことが可能になります。
ほとんどの楽曲は、ディグリーに対してキーを当てはめたコード進行です。
有名曲のコード進行を理解する
たとえば、ヨルシカ「ただ君に晴れ」のイントロ1~2小節目と
THE SUPER FRUIT「チグハグ」のサビ1~4小節目は同じコード進行パターンです。
■ヨルシカ「ただ君に晴れ」(0:00〜0:05)
■THE SUPER FRUIT「チグハグ」(0:53〜0:58)
どうでしょうか。
曲のキーやテンポが違うので
同じように聴こえないかもしれませんが
ディグリーで見ると同じなのです。
詳しく見てみましょう。
「ただ君に晴れ」(キーD)のイントロ1~2小節目
コード:G D A Bm
ディグリー:Ⅳ Ⅰ Ⅴ Ⅵm
「チグハグ」(キーF)のサビ1~4小節目
コード:A# F C Dm
ディグリー:Ⅳ Ⅰ Ⅴ Ⅵm
この2つのコード進行は
Ⅳ Ⅰ Ⅴ ⅥmをキーDで弾いた時とキーFで弾いた時の進行と言えます。
つまり、ギタリストであればⅣ Ⅰ Ⅴ Ⅵmのパターンを覚えれば
あとはキーに合わせて押さえるフレットをずらせば弾けるということです。
これは言い換えれば
「ただ君に晴れ」のイントロ1~2小節目を覚えたら、
「チグハグ」のサビ1~4小節目の進行も覚えたも同然ということです。
まとめ
いかがでしょうか?
この知識は他の曲にも応用できるので
これまでコード進行×キーの数で覚えようとしていた労力を
コード進行(ディグリー)のみ覚える労力で抑えられるようになります!
そして楽曲のキーは#(♭)を含め12種類あるので12倍効率UPです!
これからは楽曲のコード譜をみたらkeyを把握しディグリーに変換して確認するようにしましょう!
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